読書ログ「その仕事、全部やめてみよう」
前置き
普段本を読んでも読書メーターに登録するのみで特に感想等書き残さないことの方が多い。
でも感想書いてない本はあとから見返すとこの本どんな内容だっけ!?となる。
ちょっとでもメモ残しておく意義は大きいので自分のためにできるだけやっていこう。。
読んだ本
全224ページで1区切りあたりの内容も短く、
長期休暇で弱った脳味噌でも比較的スラスラ読めた。
章立て
- はじめに ITベンチャーと老舗金融企業で学んだこと
- 第1章 「谷」を埋めるな、「山」を作れ!
- 第2章 「ハンマーと釘」の世界の落とし穴
- 第3章 「ラストマン戦略」で頭角をあらわせ
- 第4章 「To Stopリスト」をいますぐ作る
- 第5章 職場は「猛獣園」である
- おわりに 山田先生の教え
内容と感想
内容
- タイトルから仕事術中心の本かと思ったが違った。市場でビジネスが成長するための、また自分とチームが成長/生存するための、戦略の本。
- ベンチャー、国内老舗大企業 それぞれを経験した筆者の経験を元に書かれている。
- 対比的にかかれることが多いけど、それぞれの良いところはどちらでも活かせる
印象に残ったところ
- 個々が谷を埋めて均質化を目指すのではなく、山を伸ばすことでチームのレーダーチャートは大きくなる。
- 興味のあることを平日1日1時間勉強すれば、年間約480時間。その時間で自分なりのユニークな知識を。
- ラストマン戦略
- まずは小さなグループから、特定分野で一番に。
- これはうちの会社の社長がよく言われること。今後はなにを強みとしてアウトプットしていこうかな。
- 「これから来そうだと言う技術は習得しておき」かつ、「使うべき時が来るまでは無理して使わないように」
- まず、体験しておく、理解して包丁研いでおくことは大事。
- でも包丁持ってるからと言って、なんでも包丁で切ろうとしない。目的と手段の順序は常に忘れない。
- バイモーダルでいうモード1(安定性重視/ウォーターフォール/統率力)、モード2(速度重視/アジャイル/機動力)はどちらかを正解にしてはいけない。
- モード1、否定されがち。そうではなく互いにいいところを生かす
- 「仕事の自分」「私生活の自分」それぞれの立場から「一番近くの目標」「一番遠くの目標」をまとめてみることで、目指す方向が見える。
感想
- 長期休暇中、目の前の仕事に追われることなくキャリアや育ち方の話を落ち着いて考えるいい取っ掛かりになった。
- 自分の得意なこと(山)、不得意なこと(谷)の整理をしなくては。
- 点(没頭できること)同士を繋いで尖った強みとし、人に喜んでもらう。 私の点はなんだ。。