ICL記録: 病院選び〜手術翌日
はじめに
昨日ICL(眼内コンタクトレンズ)手術を受け、裸眼視力が0.1未満→2.0になりました。
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目次
私のICLレポート
決意
起きたらメガネに自力復元不可能な角度ついてた(1才児パワー) pic.twitter.com/N3nItty82h
— おさじ (@pypypyo14) 2022年2月8日
寝かしつけ中暗闇の中で息子が「めがねやさんいこーねー♪」て言ってて、寝かしつけ終わったあとに自分の眼鏡かけようとしたら案の定めちゃくちゃにされてた pic.twitter.com/5jXZwGnXkW
— おさじ (@pypypyo14) 2022年9月14日
メガネが見つからなくて探したところ2歳の枕(パパのいい枕を略奪したもの)の下で丹念に潰されていました。やはりICL……
— おさじ (@pypypyo14) 2023年3月6日
こんなんが頻発する日々でシンプルにストレスが溜まってたのと、
もし就寝中に災害が来たら、素早く子どもを守れるだろうか……という不安がきっかけでもともと興味はありました。
そんな中直近ちょっと大きな歯科治療で大金が飛んだので脳の金銭を司る箇所がバカになり、そのまま勢いで決意しました。*1
病院選び
すると決めたら病院探し。
次の観点でインターネットで調べ、2つの病院に絞った上でそれぞれのカウンセリングに行きました。
- 予算60万円以内で収まりそう
- 実績年数や症例数がそれなりにありそう
- Googleや5ちゃんねるに不安な口コミが少ない
最終的にS南美容外科系列の病院に決めました。 感触と自分の評価はこんなかんじです
- ◎ 思ったより良かった
- ○ 思った通り良かった
- △ 思ったのと違った
- 記号なし: 感想なし、あるいは良し悪しジャッジつけられず
病院 | 1件目(行かなかったところ) | 2件目(行くことにしたところ) |
---|---|---|
綺麗さ | ◎ホテルっぽい | △ パイプ椅子。清潔ではあるけど病院って感じしない |
スタッフのやさしさ | ◎ホテルっぽい | ○ ふつう |
矯正後視力 | ○1.5。調整可能そうな雰囲気 | △2.0固定 |
手術前の通院回数 | 1回目: カウセ+適応検査 2回目(行ってない): 最終視力検査 | 1回のみ: カウセ+適応検査 |
費用 | △55万~63万*2 | ○53万 |
保証 | △1年(3年は追加料金)。度数変更は保証外 | ◎3年。視力1.0以下になれば度数変更も無料 |
術後1年経過後の通院 | 毎年年1 | なし |
綺麗さ、接客丁寧さは圧倒的に1件目のほうが良かったです。
目の手術なので不安を和らげてくれるという意味で印象はよかったですが、ただ実績はどちらの病院もそれなりにあるため、最終的には費用と保証が決め手になり2件目に決めました。
ただ矯正後視力、私の場合はパソコン仕事なので2.0まで上げてしまうことに少し不安はある。が保証と費用に勝てなかった。
適応検査について
検査数日前からコンタクトレンズの着用制限があります。近視用ソフトレンズの場合は3日ぐらい。乱視やハードレンズの場合はもっと長い。
適応検査にはトータル2,3時間程度かかりました。怖いことや痛いことは特になく、視力(度数測定)や眼圧などなど。 瞳孔開く薬を使うため、見えにくい状態で帰り道を過ごすことになります。車を運転して行くのはNGだと思います。 ICL自体に適応しているかの検査や医師への質問をします。また術後の生活の制限(後述)もここで聞きました。
乱視の場合は費用増・取り寄せに日数がかかりやすい、また術後の生活でレンズが回旋してしまうと見え方が変わってしまうリスクがあると説明を受けました。
私は弱い乱視持ちですがカウンセリングに行った2件ともに矯正不要なレベルと言われたため、乱視矯正は行いませんでした。
元々使っていた眼鏡には乱視矯正が入っていたもののコンタクトレンズは乱視矯正なしのものを使っていて特に問題なく過ごせていたため、矯正することによる費用増・回旋リスクと合わせて納得した上で矯正なしとしました。
あとまあICLは度数については可逆だしというナメた考えもある。
手術当日
前金の振り込みをしてレンズの取り寄せを終え 私の場合は3月上旬にカウンセリング・仮予約をしてその後前金振込み予約確定、4/1(土)が手術日でした。
感染症防止のため手術3日前から1日4回の目薬を欠かさず行う必要があるため私のようなうっかりさんは気を張って生活する必要があります。
当日は日焼け止め、香水、整髪料などが禁止でした。特に飲食に制限はないので直前までサンマルクでがっつりめにパン食べて挑みました。
手術そのものは20分ほど、準備と事後の診察含めて病院にいた時間はトータル2時間半ほどでした。 下記は当日の私のメモです。
- 瞳孔開く目薬を30分ぐらいかけてさす
- 1時間経ったら呼ばれて個室へ
- 以降スマホなし
- 点眼→目を閉じて休憩→点眼→…の繰り返し
- 麻酔含めた別の目薬をさしていく。麻酔しみますね、と言われたけど特に滲みない
- 麻酔の目薬が効いて以降、目薬差しても全然目の表面に触れた感じがしないので安心してくる
- 目にマジック的なもので印をつけて(感覚ない)、手術室へ
- 寝転がり、右目をかっぴらいて固定される。目が小さくても安心
- じゃぶじゃぶ液体で流されたりするので乾かない
- 注射針目が悪いおかげで見えないし特に痛くない。眼圧?が増す感じはあった
- 切開も目が悪いおかげで?見えない。痛くもない。ドライアイのがつらい。
- たぶんいまのが切開…?と思ってる間に目の中でレンズがうごめく!でっかい光の輪がみえる。レンズだ。
- 押されるかんじはある。眼が重い感じ。
- 特に視界に血が見えたり怖いもの見えたりはなかった。水の中にいるかんじ。
- ピントがあって、おしまい
- 反対の左目も同じ流れ。なんか左目の方が水かけられる前のドライアイ+まぶしさが辛かった。ドライアイがいちばんつらい。
- 手術そのものはトータル20分ほど。
術中の視界は真・女神転生Ⅲの冒頭で主人公がぼっちゃまに拘束されて人修羅になるときみたいな想像してたんですが全然で拍子抜けでした。
特に目の充血なども気になるレベルではありませんでしたが、マジックの印が残っていて、視界にも入って当日中は邪魔だった&眼がおかしくなったかと思って怖かった。
帰りに細菌感染防止の飲み薬(3日ぶん)と目薬(1ヶ月ぶん)、保護眼鏡(花粉症の人がつけるようなやつ)をもらいました。
瞳孔を開いていて眩しかったですが、裸眼+保護眼鏡で帰れるほど視力はしっかり出ていました。
ちょうど12時ごろだったので浮かれて焼肉食べて帰って15時ぐらいまで昼寝して起きた息子と録画したEテレを見て過ごしました(※テレビあまりよくないが)
昼寝ができたのは目のためにも良かったなと思います。
特に麻酔が切れて痛むようなことはありませんでしたが、夜になってから光源を見るとガッツリ二重に見えており、このまま固定されると日常生活に支障がでるなと不安でした。
翌日検診
朝起きて即視界スッキリで安心&ハッピー🙌
視力検査と眼圧検査(風が出るやつ)、目の表面を医師に見てもらい、異常なしとのことですぐ帰りました。
見え方には変化があり、夜間に街灯や室内の光をみると光の輪(ハロー・グレア)が現れます。飛蚊症と同じようなものでもうすぐ意識しなくなりそうです。
術後の過ごし方
術後の制限はこんなかんじです。加えて引き続き3日ほどは食後の飲み薬と、1ヶ月ほどは1日4回の目薬が必要になります。
土日を挟んで明日から初仕事になります。ドキドキ…
まとめ
手術とか通院のたびワンオペで子ども見てくれてサンキューパッパ
今の所はお月さまの兎の模様とか見えるようになって最高です。
あと1週間は息子の目潰しに気をつけて、これから裸眼で行ける温泉とかサウナとか海とかプールとか旅行とかとか楽しみです!!