紙の新聞を取ってみる
インターネットニュースへのネガティブ感情を発端として、紙の新聞を取ってみることにした。今日から1週間かけて某新聞のお試しが届く。まだ初日だがなかなかよい判断だったかもしれない。
昨日までの生活と比べていいところを列記してみるが、比較対象となる「ネットニュース」はXやはてブでキュレーションされて流れてくるやつらなので偏りは否めない。
タイパがよい
多分一番のメリット。紙面を一通り読み終われば「1日分のニュースを得る」という目的が達成される。インターネットは(質を問わなければ)情報量が無限なので、新聞の紙面と同量の情報をインターネットから得ようとしたならばタイムパフォーマンスにかなりの差が出るだろう。
- 「1日分のニュースを得る」ために読めばいい記事だけ提示されている
- Web記事と違い、リンクから脇道(似た記事・過去の記事、ニッチなニュース、ゴシップ等)に飛ぶようなことがない
- 有象無象のコメントがない
- 「1日分のニュースを得る」のに直接関係がないことを省略できる
- 素人のコメントで感情を動かしたり、丁寧にプラスマイナス・スパム報告・ファクトチェック等の手をかけるしくみがない
- SNS共有リンクがない
情報の中身
比較対象が適当なキュレーションサイトなのでそりゃそうだという感はあるが。多分今の私は新聞の紙面と同量の情報を自力で今のインターネットから得ることができない。
- 話題の網羅性が高い・情報量が多い
- 「玉石混交」の石の方のレベルもある程度担保されている
- 読む記事に自分のフィルターがかからない(※)
※「どこの新聞を購読するか」という選択は発生するが、地域/政治/経済/スポーツ/文化 と、ネットで自分で読みたい見出しだけクリックするよりも触れる話題の幅が広くなるという意味
悪感情を刺激されにくい
上述の「タイパ」にも通じる。世の中読むのが辛い事件やニュースはあるにせよ、まあ世間のコメントなしに淡々とニュースだけ読む分にはそこまで心かき乱されることはなさげ。
一方で
まあSNSやネット記事にもメリットはあり
- 無料もしくは安価
- 速報性が高い
- 物理的な制約がない
- 他者と意見交換が可能
といったところだが、今の自分にはこれら大したメリットではないなと感じる。意見交換あたりはそれを求めている人もいるだろうが、私には今は必要ないと判断。
まとめ
インターネットは無料ではあるけれど、得られる情報の質と量の割にタイムパフォーマンスが悪く感じるので、最低限のニュースがほしけりゃ新聞読んでお終いにできれば時間と心を有効に使えていいんじゃないかしら。