読書ログ「脳が壊れた」
前置き
風邪でぼんやりなのでさらっと。 床に伏しつつ積ん読を消化するぞー!と言いつつ今日また漫画とノンフィクション1冊ずつ買ってしまった…。漫画は秒で読めるけど活字の本は多分人より時間がかかる。でもタイトル面白そうなら衝動買いしちゃう。
最近読んだ本どこにもメモ書いてなかったり読書メーターに置いたりしてたけど、ブログに残しておくと積み上げ感があっていい気がします。
読んだ本
- 作者:鈴木 大介
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2016/06/16
- メディア: 新書
章立て
- どうやら脳がまずいことになったようだ
- 排便紳士と全裸の義母
- リハビリは感動の嵐だった
- リハビリ医療のポテンシャル
- 「小学生脳」の持ち主として暮らす
- 感情が暴走して止まらない
- 本当の地獄は退院後にあった
- 原因は僕自身だった
- 性格と体を変えることにした
- 生きていく上での応援団を考える
内容と感想
内容
感想
- 自分の内面や、周囲の人(奥さん、親御さん、お友達夫婦とか)のことを客観視して書くのがすごくうまかった。笑い成分多めでサラッと読める
- 発症前は意識せずできていたこと、得意としていたことがなぜできないのか、できないとどんな気持ちなのか…が書かれていて面白い
- 指を動かすなどの運動
- 向かって左側の空間を認知する
- 感情を制御する
- 理路整然と話す
- たまに街にいる、ぱっと見「?」と思う方、こういう状況の可能性があるんだなと知ることができた
- 「理路整然と話す」なんか私は健康でも出来ないけど、もともとそれを生業としている人ができなくなったギャップ?気持ちが読めるって他にない貴重な本だ。かなりつらそう。
- 自分の後遺症をきっかけに筆者の奥さんの発達障害に対する理解ができたそうです
- 体は大事にしようね…
- 温かみのある話ではなく、現金な話としても人間関係は資産。